洋菓子会社「ユーハイム」による世界初のバウムクーヘン専用AI焼成器「THEO(テオ)」。THEOは高速電装イメージセンサーを搭載し、焼き色を見ながら用意されている素材を使いバウムクーヘンを焼成するAI焼成器です。高速電装イメージセンサーがバウムクーヘン職人の生地の焼き具合をディープラーニングによって技術を習得し、職人の技術を再現できるようになることが特長です。
canariaは、最先端テクノロジーを搭載した焼成器の印象でしかなかったTHEOをストーリーメイキングとキャラクター化することで、ロボテックと人間の新たな関係を構築しました。大切にしたことは、焼成器ではなくAI職人であることの演出。ユーハイム代表取締役社長の河本英雄氏が、2015年に訪問した南アフリカでスラム街の子供たちに出会い、地球の裏側にお菓子を届けたいという想いがTHEO開発背景。その背景を元にTHEOが「世界中に美味しいお菓子を届けたい!」という目標設定し、プロフィール、ストーリーを作り、本当に職人から教えを受けたかのようなAI職人をデザイン。THEOの特長である、高速電装イメージセンサーを象徴した目、表情の動きを重視したキャラクターに仕立てました。親しみやすさだけでなく、最先端テクノロジーを搭載している演出をするためにライン、カラーをブラック&コッパー(銅)で統一し洋菓子らしさとテクノロジー感を融合した世界観で統一しています。
2021年3月に開業する複合施設バウムハウスでは、THEOを実装したショップをオープン、THEOが焼き上げたバウムクーヘンの販売も行う予定です。THEOから始まるFoodtech革命の始まりにご期待ください。
CREATIVE DIRECTOR|Yuji Tokuda
ART DIRECTOR|Koji Fujii
DESIGNER|Yuki Otsu
PRODUCER|Takanori Amano