「ゴミ問題をデザインでどう解決できるか」というテーマで20人のアーティストが参加したエキシビジョン。そのための出品作品です。ゴミへの対策はすでに行政や企業を巻き込んで様々なカタチで取り組まれていますが、そこに共通して言えるのは最終的に捨てるという行為、その瞬間は個人の意識に委ねられ、いくらインフラが進化しても一人一人の意識改革がなければ本当の意味での問題解決に向かうのは難しいということ。そこでゴミを捨てる時のために一つのセリフを用意しました。「see you again」。このセリフは捨てるという行為が最後の別れではないということを伝えようとしています。またいつかどこかで会いましょうという気持ちとイマジネーションが、人とゴミとの新たな関係をつくると信じています。
2年目は、ペットボトルを再利用した素材(フエルトに似たもの)を利用してコースターを商品化しました。「see you again」と別れた資源がまた別のカタチで出会うことができたというストーリーを込めています。3年目は実際のゴミ袋を商品化しました。
ART DIRECTOR|Yuji Tokuda
DESIGNER|Toshikazu Minatomura
DESIGNER|Mariko Yamasaki
DESIGNER|Fuji Koji
PRODUCER|Fumiko Ikeda
PRODUCER|Hiromi Nishi