Hato Café|Cabinet Office, Government of Japan

鳩カフェは’国民と政治の距離を近づけるための民間ワーキンググループ’のプロジェクトの一環としてはじまったプロジェクトです。お互いの距離が離れてしまった国民と政治を新たな方法で近づけられないかという首相の一声でソーシャルネットワークの活用が決まり、そのデザインからプロジェクトはスタートしたました。しかしウェブサイトのデザインというよりもまずはその関係をデザインするべきではないかと考え、カフェというスタイルを思いつきました。お互いがリラックスした関係で対話ができること。そのためには‘場’が必要だと考え、そのベストな場所がカフェではないかいう発想です。ネーミングを主宰の鳩山首相の名前からいただき、鳩カフェという架空のカフェをコンセプトにデザインし、その延長でリアル鳩カフェを官邸に持ち込みました。誰にでもわかるシンプルでリラックスできるロゴデザインは、一国民として親しみやすさが欲しかったからです。対話をコンセプトとした重なり合った吹き出しは、お互いを理解し、真のコミュニケーションが生まれる場になってほしいと願った故のデザインです。ブログとtwitterのソーシャルネットでの発信から始まって、国民も政治家も平等に意見を交わせるリアルな場、「リアル鳩カフェ」へ。ここではテーマ設定や会場（カフェ）のディレクションも手がけました。